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2013.3.30笠取山
今年初の3名様でのハイキングは、「富士川」「荒川」そして馴染み深い「多摩川」の3つの川の水源地。3人揃うとおなじみの残念な天候(犯人は誰だ!)。最近の春の陽気はどこへやら、寒さが舞い戻ってきました。しかし、その寒さと前日の雨のおかげで素晴らしい景色を観る事ができました。
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こちらの山は東京都水道局が管理・整備されています。このトイレ然り。車中から便意を催し、到着と同時に駆け込みました。その後も1回。出発前に2回もお世話になりました。水道局様、綺麗なトイレをありがとう。感謝感謝です。
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沢沿いの道を進んでいきます。非常に整備されているトレイルです。標識も真新しい。急登もほとんど無く緩やかな心地よい道が続きます。久々の白い世界。これはこれで神秘的だな~とは思いましたが、やはり青空が見たいですね。
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笠取小屋に到着です。小休止していると軽トラでご主人が登ってこられました。程なく小屋の煙突から煙があがりました。小屋でストーブに当たりたいですが、先に進みます。
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所々まだ雪が残っていました。ズッポシ膝まで踏み抜くところもありました。IMG_1824
小さな分水嶺です。なぜ『小さな』がつくのでしょうか。小さな峰の上にあるからでしょうか。三つの川の別れ目がこの小さな峰とはなんとも不思議。次は笠取山頂上を目指します。
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もちろん楽しみにしていた百数メートルの急登1本道は見れませんでした。IMG_1840
この傾斜そして長さが伝わるでしょうか。ゆっくりゆっくり登ります。IMG_1842

枝が氷でコーティングされています。その氷が風に吹かれるたびにパラパラ落ちてきます。画像1
長い長い1本道を登ると西側の頂上です。IMG_1862
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生憎の空模様でしたので頂上からの展望に期待してなかったのですが、先ほど枝たちが素晴らしい景色を見せてくれました。樹木だけが白く色付く素晴らしい霧氷の景色。寒さならではの景色が観れて、今回は富士山が見えなくても大満足です。しばらくここで景色を楽しみ次の山頂を目指します。ここまでの道のりにさほど危険な箇所はありませんでしたが、ここからやや険しい感じに。この道で合ってりるのかと少し悩みつつ、そして切り立った場所かつ着地箇所が凍結している箇所なども多々あり慎重に進みました。やはり優しいだけの山はありません。どんな山行も危険は付き物。注意して楽しみます。IMG_1864
東の山頂です。こちらのほうがやや高度が高いです。しかし想像以上に狭く地味です。あまり長居せずに下山開始です。水干を目指します。多摩川の源頭 水干です。IMG_1868
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見えますか。東京湾まで続く我等の多摩川の最初の一滴です。感動‼IMG_1876
熊棚です。はじめて見ました。もう活動してる時期ですよね。画像1
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笠取小屋に戻って来ました。こちらでランチ。ベンチを借りたいとご主人にお声掛けすると、とても親切にあっちのテーブルが乾いててよいよーととても親切。いい人オーラが出てました。手袋を外しているととても我慢出来ない寒さ。小屋の温度計はマイナス1度を指していました。テン場はとてもフラットな様子。綺麗なトイレも有るし、ご主人も良い人だし、是非幕営しに来たいですね。
ランチ後、来た道とは違うヤブ沢峠経由で下山しました。IMG_1888
下山後は、冷えた身体を丹波の『のめこいの湯』のローマ風呂(?)で温めました。お疲れ様でした。

非常に歩きやすく、距離的にも程よく、また来たいですね。あの一本道も見てませんし、頂上からの展望も見てみたいですし。次回はテント担いで再チャレンジですね!